職場の同僚男性と不倫をした女性が、妻から慰謝料420万円を請求され自己負担額50万円で解決した事例。
事案の概要
妻子ある男性と不倫をしてしまった女性が、妻から慰謝料を420万円を請求され、200万円の一括払いでの訴訟上の和解が成立した。その後、不貞相手へ求償権を行使し、150万円を支払ってもらう合意をとりつけた。
請求した、された
された
請求者
妻(30代)
不貞行為をした配偶者
夫(30代)
被請求者
30代女性
婚姻期間・子の有無
結婚期間5年、子2人
不貞後の夫婦の状況
離婚
不貞行為の期間
4年
交際の経緯・積極性など
職場で親密になり交際に発展
証拠の有無・内容
不貞を認める内容の合意書、謝罪文、ラインのやり取り
請求額
420万円
解決内容
200万円を支払う(実質負担額は50万円)
解決までの期間
10か月
所感
依頼者が相手方に対し、不貞行為の事実を認め、慰謝料を支払う旨の合意書を交わしていたため、争うことが困難な事案でした。しかし、合意書の文言の不備等を主張することにより、こちらの優位に訴訟を展開することができたと思います。また、訴訟と並行して、不貞相手との交渉も行うことで依頼者の実質負担額の軽減につながったと思います。