夫と子供のいる女性と不倫をした男性が、女性の夫から400万円を請求され、140万円に減額して示談した事例
事案の概要
不貞相手の女性の夫から慰謝料を請求する内容証明郵便を受け取ったため、対応について相談するため来所。代理人として示談交渉を受任。
請求した、された
された
請求者
夫(30代)
不貞行為をした配偶者
妻(30代)
被請求者
30代男性
婚姻期間・子の有無
結婚期間15年・子3人
不貞後の夫婦の状況
離婚
不貞行為の期間
3か月
交際の経緯・積極性など
飲み屋で知り合い、交際に発展
証拠の有無・内容
探偵の調査
請求額
400万
解決内容
200万円の支払い義務を認め、分割で140万円を支払ったら残りを免除
解決までの期間
1カ月
所感
当初より、代理人間の交渉となりました。裁判での目安を基に様々な事情を主張しつつ、現実的に資力がない事を主張し、長期分割での支払いを前提に交渉を進めました。
現実的な回収可能性について相手方代理人に説明し、ボーナス月は支払額を増やす等の現実的な提案を行い、調整を行った結果、早期解決が可能となりました。
資力の問題、求償権の行使、慰謝料増減の要素を踏まえた最終的な解決ラインに関しては、弁護士同士であればある程度の共通の見通しがある為、早期解決が見込める事が多くなると思います。