夫の不倫相手の女性に対し、訴訟で130万円の慰謝料を一括で得た事例
事案の概要
夫と不貞相手の大量のメールのやりとりを発見したことが原因で離婚が成立。離婚のご相談を受けていたところ、やはり女性に慰謝料請求をしたいとのことで改めて来所。代理人として示談交渉を受任し、内容証明を送付したが相手方が不貞行為を否定するため、訴訟提起。
請求した、された
した
請求者
30代女性
不貞行為をした配偶者
40代男性
被請求者
30代女性
婚姻期間・子の有無
婚姻期間10年、子1人（小学生）
不貞後の夫婦の状況
離婚
不貞行為の期間
約1年半
交際の経緯・積極性など
夫の経営する会社の従業員として知り合い、交際に発展。
証拠の有無・内容
メール
請求額
３００万円
解決内容
200万円の慰謝料支払い義務を認め、即時に130万円を支払えば残りは免除＋不貞の事実が認められるとの判断を明記した内容の和解
解決までの期間
6か月
所感
十分な証拠があるにもかかわらず、相手方が不貞を認めないため、訴訟の場で不貞行為を細かく立証しました。膨大な量のメールから意味のあるものを抽出し、裁判所に分かりやすく書面で引用して事実を立証していく作業を行った結果、裁判所も当方の主張を全面的に認め、最終的に相手方の資力があまりないことを考慮して金額面で折り合いを受ける形で和解が成立しました。相手が不貞自体を認めない場合には、弁護士を立てて丁寧に立証作業を行っていくことが必要であると思います。
その他の特記事項
特になし
