夫の不倫相手の女性と夫から180万円の慰謝料を得た事例
事案の概要
夫が長年不倫をしており、女性との間に子供も作っていたため、離婚。しかし、慰謝料について取り決めがなかったため、女性に対して慰謝料請求をしたいと来所。
請求した、された
した
請求者
50代男性
不貞行為をした配偶者
40代女性
被請求者
40代女性
婚姻期間・子の有無
婚姻期間25年、子2人(成人)
不貞後の夫婦の状況
別居・離婚
不貞行為の期間
10年
交際の経緯・積極性など
仕事を通じて 知り合い、単身赴任をきっかけに半同棲、子供ももうける
証拠の有無・内容
夫及び相手方自身が認めている、子供が生まれていること(戸籍謄本)
請求額
500万円
解決内容
250万円の支払い義務を認め、180万円を支払ったら残りを免除。公正証書を作成。
解決までの期間
4か月
所感
元夫及び女性に同じ代理人が付き、交渉を行いました。
元夫には多額の借金があり、自己破産せざるを得ないとの事情を主張され、こちらとしても訴訟にはしたくないとの依頼者様のご意向があったため、早期にまとめざるを得ませんでした。
別居調停で多額の慰謝料の支払い義務を認めていることなど、こちらに有利な材料も多々あり、訴訟にすれば戦えそうな事案ではあったのですが、依頼者様の強い意向で、早期解決を目指し、不貞慰謝料としては一般的な金額で合意しました。
相手方が自己破産してしまうと何も取れないため、その点も考慮したスピード解決が求められる事案であったと思います。
その他の特記事項
・公正証書作成。