妻子ある男性と不倫をしてしまった女性が、男性の妻から慰謝料300万円を請求され、90万円に減額して示談した事例
事案の概要
不貞相手の男性の妻の代理人から慰謝料を請求する内容証明郵便を受け取ったため、対応について相談するため来所。代理人として示談交渉を受任。
請求した、された
された
請求者
妻(30代)
不貞行為をした配偶者
夫(30代)
被請求者
20代女性
婚姻期間・子の有無
結婚期間12年・子2人
不貞後の夫婦の状況
別居
不貞行為の期間
5年
交際の経緯・積極性など
職場の上司と部下の関係から交際に発展
証拠の有無・内容
不貞を認めている
請求額
300万
解決内容
100万円の支払い義務を認め、90万円を支払えば残りを免除
解決までの期間
1か月半
所感
以前に既に不倫が発覚し、慰謝料として80万円を支払い、二度と交際しないと約束していたにもかかわらず、再度不倫関係を継続していたという事案で、不貞期間も長く、高額の慰謝料の支払い義務が認められる可能性もある事案でした。
こちらとしては、資力がないことを前提に長期分割でしか払えないこと、既に80万円を支払っており夫に求償権を行使していないことなどを主張し、タイミングを見ながら一括払いでの提示も行うことにより、減額交渉を行いました。
交渉における提示のタイミングや提示の方法などを熟知した弁護士に依頼することにより、早期解決も可能となると思います。
その他特記事項
夫に求償権を行使し、一部回収